世界遺産「カルヴァリア・ゼブジトフスカ」への行き方【クラクフ】

クラクフ

クラクフから行けるちょっとマイナーな世界遺産カルヴァリア・ゼブジトフスカ」(Kalwaria Zebrzydowska)について行き方などをご紹介します。

ポーランドの古都クラクフから訪問できる世界遺産は「アウシュヴィッツ強制収容所」、「ヴィエリチカ岩塩坑」、そして「クラクフ歴史地区」が有名です。もうひとつクラクフの近くには「カルヴァリア・ゼブジトフスカ(Kalwaria Zebrzydowska)」という世界遺産があります。正式名称は「カルヴァリア・ゼブジドフスカ : マニエリスム建築と公園が織りなす景観及び巡礼公園」です。名前の通り、教会および巡礼地が世界遺産に登録されています。

他の世界遺産と違って観光ツアーも出ておらず、行き方を詳しく説明したサイトも少ないです。名前を覚えるのさえ大変な「カルヴァリア・ゼブジトフスカ」へ、事前にポーランド語のサイト含め調べまくった結果、無事に行ってくることができたので紹介します。

カルヴァリア・ゼブジトフスカへの行き方

カルヴァリア・ゼブジトフスカの正確な場所がわからず苦労しましたが、下記マップの位置になります。

Google Mapでここへの行き方を調べると翌日の朝出発というような検索結果がでます。これは電車が一日数本しかないためです。バスであれば一時間に数本でていますし、所要時間も1時間弱なのでお勧めです。

バスは、アウシュヴィッツ強制収容所と同じクラクフ中央駅のバスターミナルから出ます。ターミナルはクラクフ中央駅の東側(ガレリアと逆側)になります。バスチケットは下の写真のチケット売り場で購入できます。

Kalwaria Zebrzydowskaと書いた紙を渡せば、切符を確実に買えると思います。バスに乗るときに運転手から購入することもできます。料金は片道6PLN(180円)と格安です。
時刻表がさがせず苦労しましたが、下記サイトを見つけました。バス会社が3社ほどありますが、 INTERPALMが一番多いようです。
クラクフ<=>カルヴァリア・ゼブジドフスカのバス時刻表⇒ここをクリック

バスはこのような感じのミニバスで、D15番乗り場やそのそばの乗り場から出ているようです。チケット購入時に乗り場を確認するのが確実でしょう(写真は別の行き先のバスなのでぼかしてあります)。

無事バスに乗れれば50分程度で、カルヴァリア・ゼブジトフスカ(Kalwaria Zebrzydowska)に到着します。
バスは大修道院から少し離れた場所に到着しますので、この地図にしたがって20分ほど大修道院まで歩いてください。

ここがバス停です。マイナーな世界遺産のせいか、バスから降りたのは私だけでした。

この教会を目印に左手に折れて進みます(訪問時は修復中でしたが、修復は完了していると思われます)。

途中、坂がきついですが、かわいいおうちが並んでいるのであきません。

カルヴァリア・ゼブジトフスカの観光レポート

道なりに坂を上がっていくと大修道院に到着します。

修道院の中は美しい装飾がなされています。

中庭を抜けるとカルヴァリア・ゼブジトフスカの写真として見かけるこの風景になります。

標識にしたがって巡礼ルートを歩きます。

巡礼ルートにはたくさんの教会があります。

巡礼ルートをすべて回ると数時間かかりそうですが、近くにもいくつか下のキリスト像のような見どころがあり、30分くらいでも見て回ることができます。

カルヴァリア・ゼブジトフスカのツアー

現地ツアーもでないといいましたが、1つだけカルヴァリア・ゼブジトフスカを含むツアーが催行されています。クラクフ市内の歴史地区とカルヴァリア・ゼブジトフスカの両方を観光できるツアーです。手軽に観光するには便利なツアーだと思います。

カルヴァリアカルヴァリア・ゼブジドフスカとクラクフ旧市街 日帰り観光プライベートツアー<ガイド貸切/日本語/クラクフ発>SALE

午前中はカトリックの巡礼地として名高い「カルヴァリア・ゼブジドフスカ」へ訪れます。午後にはクラクフ旧市街を散策するプライベート観光ツアーです。日本語ガイドなのでじっくりとポーランドを知ることができます。

以上、クラクフ近郊にある世界遺産「カルヴァリア・ゼブジトフスカ(Kalwaria Zebrzydowska)」へのアクセス、観光のしかたについて紹介しました。他のクラクフ周辺の世界遺産と比べると地味さはいなめませんが、ポーランド人の敬虔な信仰に触れられる貴重な場所だと感じました。ぜひ足を延ばしてみてください。

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負の遺産「アウシュヴィッツ強制収容所」とクラクフから至近の世界遺産「ヴィエリチカ岩塩坑」が人気のようです。私は両方のツアーに参加しました。

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