ベルリン ウェルカムカード/ベルリンパス/ミュージアムパス 観光パス 徹底比較【ドイツ】

ベルリン

ベルリン観光で買うべき観光パス(ツーリストパス)がどれか徹底的に調査しました。ベルリンの観光パスは、ベルリン ウェルカムカード(Berlin Welcome Card)、ベルリン シティツアーカード(Berlin CityTour Card)、ベルリンパス(Berlin PASS)、ベルリン ミュージアムパス(Museums pass Berlin)など種類が豊富すぎて、選ぶのが非常に難しいです。また、観光の期間や目的で変わるので一概にどれがお勧めと言えません。そこで、各パスの特徴を詳しく調査し、わかりやすいよう表に整理しました。各パスについては、別の記事に分けて詳しく買い方、無料・割引になるスポットを解説しています。まずは、この記事を参考にしてご自分のベルリン観光の目的にあった観光フリーパスを見つけてください。

ベルリンの観光パスの特徴の比較

ベルリン観光の選択肢になる、ベルリン ウェルカムカード、ベルリン シティツアーカード、ベルリンパス、ベルリン ミュージアムパス、博物館の島1日入場券、公共交通機関の1日(乗り放題)切符を比較します。一般的な観光パスを選ぶポイントは価格、期間、無料になる観光スポット、公共交通機関の乗り放題が付くか、になります。ベルリン観光の場合、観光スポットは、入場料が一番かかる「博物館の島」の博物館と、それ以外の観光スポットに分けると、わかりやすくなります。

パスの種類機関・価格公共交通乗り放題博物館島他観光スポット
ウェルカムカード
(Welcome Card)
2 日間 19.9€
3 日間 27.9€
4 日間 32.5€
5 日間以上もあり
×
+16.1€ で追加可 (3 日間のみ )
200 以上のスポットが 25 %~ 50 % OFF
シティツアーカード
(CityTour Card)
2 日間 16.7€
3 日間 23.7€
4 日間以上もあり
×テレビ塔など 10 スポットが最大 30%OFF
ベルリンパス
(Berlin Pass)
2 日間 99€
3 日間 119€
×
+16€ で追加可 (2 日間 )
60 のスポットが無料
チェックポイントチャーリー、ベルリン大聖堂など
ミュージアムパス
(Museum Pass Berlin)
3 日間 29€×絵画館など他の美術館が無料
博物館の島 1 日入場券1 日間 18€××
公共交通機関 1 日切符1 日間 7€××

旅行のパタンに応じたお勧めの観光パス

ベルリンでの観光の目的にあった観光パスの選び方を考えます。まず、ベルリンの観光する際のポイントを整理します。

・ベルリンの人気観光スポットは、ベルリンの壁、ブランデンブルグ門、ドイツ連邦議会議事堂など無料のところも多く、ここを周るだけでもかなりな時間がかかります。
・有料なのは、博物館の島のイシュタール門が見られるペルガモン博物館(Pergamonmuseum)とネフェルティティの胸像が見られる新美術館(Neues Museum)、博物館の島以外ではフェルメール、ボッティチェッリの傑作が見られる絵画館(Gemäldegalerie)などの博物館・美術館が中心です。
・博物館以外で有料な人気観光スポットは、ベルリン大聖堂、テレビ塔、チェックポイントチャーリーになります。

ベルリン観光の典型的な3パタンにあったお勧めの観光パスは次のようになります。

①数日間滞在し博物館島を観光:
 ①-1:3日間滞在する場合:3日間滞在する場合は、ウェルカムカードの博物館の島入場付きがある 
  ウェルカムカード(3日間)+博物館島入場 ⇒ 44€
  (公共交通機関1日券×3+博物館島1日入場券 ⇒ 39€)
  ※他の観光スポットに入場し、5€分以上の割引を受ければウェルカムカードがお得
 ①-2:3日間以外の滞在の場合:ウェルカムカードの博物館の島入場付きがない
  公共交通機関1日券×日数分(またはウェルカムカード)+博物館島1日入場券 ⇒ 7€×日数 + 18€

②博物館の島など博物館・美術館を中心に観光:  
  公共交通機関1日券×日数分+ベルリン ミュージアムパス ⇒ 7€×日数 + 29€

②チェックポイントチャーリー、ベルリン大聖堂など博物館以外も有料の観光スポットなども積極的に観光しつくす
  ベルリンパス+公共交通機関1日券×日数分 ⇒ 99€+7€×2=113€(2日間)
  (or ベルリンパス+公共交通機関乗り放題オプション ⇒ 115€)

その他、パスを選ぶ上で考慮すべきポイントを箇条書きします。
・博物館の島と絵画館だけを見学するなら、ミュージアムパス29€より博物館島1日入場券18€と絵画館の個別チケット10€購入する方が微妙にお得ですが、1€の差なので別の美術館を見学できるミュージアムパスを選択するのが無難です(博物館の島の見学も3日間可能)。
・ウェルカムカードとシティツアーカードの差は、ウェルカムカードが少し高い分、割引になるスポットの数が200と圧倒的に多いことです。シティツアーカードを選択するメリットは少ないと思われます。
・ベルリンパスは、人気の観光スポットが無料になりますが、他の観光パスと比較して圧倒的に高く、かつ公共交通機関乗り放題も標準で付きません。見学予定のスポットの入場料の合計よりお得か、周りきる時間があるかを確認するとよいでしょう。また、ベルリンパスは駅の券売機でも買えるウェルカムカードと比べて購入できる場所が限定されます。その点も注意してください。

以降、「ウェルカムカード、ベルリンパス、シティツアーカード」、「ミュージアムパス、博物館の島 1日入場券」、「公共交通機関 1日乗り放題切符券」と3つの記事に分けて、買い方などを詳しく説明しています。

ベルリンウェルカムカード、シティツアーカード、ベルリンパスの詳細

ベルリン ウェルカムカード(Berlin Welcome Card)、ベルリンパス(Berlin Pass)、ベルリン シティツアーカード(Berlin CityTour Card)の特長、価格、買い方、割引・無料になるスポットを下記の記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。

ベルリン ミュージアムパス、博物館の島 1日入場券の詳細

ベルリン ミュージアムパス(博物館フリーパス)について価格、買い方、無料になる美術館・博物館の一覧などを下記の記事で紹介しています。博物館の島の1日入場券の購入についても簡単に説明しています。参考にしてください。

ベルリン 公共交通機関 1日乗り放題切符券の詳細

ミュージアムパスと組み合わせて利用するとお得なベルリン公共交通機関(近郊鉄道、バス、トラム、地下鉄)の1日乗り放題切符券の買い方、使い方、価格などの詳細は下記記事で紹介しています。乗り方もご紹介しているの観光スポット間を移動するときにも参考になるかと思います。

以上、ベルリン観光のときに大変悩む観光パスの選び方について徹底解説しました。

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